下総ブロック

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あけましておめでとうございます。

昨年、歴史的な政権交代があり、今年、2010年は時代の転換点になるでしょう。

国立社会保障・人口問題研究所の「日本の将来推計人口」によれば、20年後の2030年、日本の高齢化率は31.8%。現在は、22.8%なので、10%近く上昇します。

現在の農業の担い手の平均年齢はもうすでに65才を超えています。

生活クラブのお米や青果物の生産者も同じように高齢化にさらされています。

20年後、今の子どもたちが大人になり、子どもを生み育てる時代、今と同じように、国産の食材が手に入るでしょうか。地場の生産者から顔の見える関係で作られたお米や野菜が、今と同じようには手に入らなくなってしまうのではないでしょうか。

今年度、千葉の3産地のお米が登録米で登場しました。

本埜村や山武市、旭市の生産者が、私たちとの約束のもと、冷夏だったにもかかわらず、しっかりと約束の量を作ってくださいました。

いま、その約束の量を守りきれていません。

10月から新米が始まり、登録の変更や休止のため、佐倉センターで80名の登録者が足りない状況です。

10年後も20年後も、私たちの子どもたちが同じように安全でおいしいお米が食べられるように、今、私たちがやるべきことは、生産者との約束を守ること。

食べる約束をし、労働の対価をしっかり払い、私たちの生活と農業を支える次の担い手の生活を守ること。

主食であるお米を安心して生産できることは、日本の食糧自給力向上と、未来の食糧安全保障につながっています。

いま、緊急取り組みとして、「旭あいのう米」6名、「印旛そんごくう米」15名、「ちばあさひ米」59名の登録者を募集中です。

みなさんのご協力と応援をお願いします。

(文・下総ブロック消費委員長)

問い合わせ・申し込みは佐倉センターまで

TEL 043(461)7868  FAX 043(460)1380

11月30日、千葉消費委員会メンバー5人と、職員3人で、生活クラブの鶏卵生産者の旭愛農に、点検に行ってきました。

旭愛農の鶏卵農場は、大松農場、赤座農場、林農場の3つ。

大松農場は、成鶏舎30棟。55000羽(鶏種はさくら9割・もみじ1割) 使用飼料は自家配合で1t当たり4万円。自家配合のため、飼料価格高騰時の国からの補填金なし。

赤座農場は、成鶏舎6棟。25000羽。(さくら9割・もみじ1割) 使用飼料は1t当たり43000円。飼料価格高騰時の国からの補填金あり。

林農場は、成鶏舎6棟。18000羽。(さくら7割・もみじ3割) 赤座農場と同じく、使用飼料は1t当たり43000円。

3農場とも、余剰卵は市場相場で出荷、割卵にして安く取引されています。不定数発生する余剰卵対策が販売の課題になっています。

余剰卵の中には、10数%のキズ卵、規格外、液卵が含まれ、市販のマヨネーズ工場に捨て値で引き取られています。

スーパーへ出す卵も、卵黄色がネックで取引中止になってきているそうです。卵黄色カラーコードというものがあり、大手スーパーの求める色は10~13。旭愛農の卵黄色は7~8。鶏卵点検カラーファン.jpg

黄身の色は、食べるえさからできます。1パック100円台の安売り卵や、付加価値をつけて高く売る卵は、どれも黄身の色を濃くするために、着色料をえさに混ぜたりして操作しているそうです。

愛農のたまごは自然の状態で飼育しているため、本来の卵の色をしています。

もう一つが、卵白の盛り上がり。濃厚卵白の数値(ハウユニット) 大手スーパーでは黄身の色と、白身の盛り上がりを重視するために、ハウユニットの数値が高いことを求めるそうです。

白身の盛り上がりを作るには、小麦粉系のえさと、採卵後、一気に冷やし5度以下流通にすると、人為的に作ることができるそうです。

一方、生活クラブの卵は、無洗卵、常温配送。たまごの殻にあるクチクラ層が洗うと損なわれ、鮮度が落ちてしまうため、無洗卵なら鮮度を保ったまま常温配送が可能です。

たまごは、温度変化を嫌い、鶏舎で生みたてのときと、家庭に届くまで、なるべく温度変化がない方が、鮮度が保持されます。スーパーの卵は、その流通過程で、最終的に食卓にのぼるまで、いろいろな経路を通ります。割ったとき、白身が盛り上がっているから新鮮というのは、消費者が求めるから、業者が人為的に作り出しているイメージ戦略なのかもしれません。

夏場、鶏が水をよく飲むので、水溶性卵白になりやすく、古い卵が入っていたのでは?というクレームがあるそうですが、採卵後最大48時間以内に供給する基準があるため、古い卵が入るということは絶対にありえないそうです。

 

伝染病対策のため、なかなか中まで見せていただけない鶏舎も、組合員による点検ということで、内部まで見せていただきました。

林農場の鶏舎(1棟に3000羽。もっと大規模鶏舎かと想像していたが、コンパクトな鶏舎。)

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通路がきれいで、鶏糞の匂いもあまり気になりませんでした。

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伝染病を防ぐために、水は鶏がくちばしでつっついてそれぞれが飲む方式に。従来は、ケージの前にある管に水が入り、汲み置きになっていました。飲み水から感染するのを防いでいます。

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3000羽ずつ6棟の18000羽に給餌するのに、一つ一つ手作業でやるには大変な重労働。養鶏家は、鶏が気持ちよく卵を産めるようにえさの時間も鶏の習性に合わせ、人間の都合には合わせないで、早朝からの作業になります。その重労働をサポートする自動給餌機。

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採卵中です。

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大松農場の自家配合場。

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NON-GMO(非遺伝子組み換え)センチュリーコーン。

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小野田製油のごま油から出るゴマのかすもえさに入っています。

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鶏糞の一次発酵場

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順次、発酵させて、完熟堆肥にし、野菜やお米の生産者のところで使います。

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林農場の入り口にあった「鶏霊」  いのちをいただいていることを改めて教えていただきました。

 

私たちの鶏卵利用が年々下がってきて、余剰卵が市場に捨て値で流れていくという現実。その余剰卵も取引が難しくなってきているという話を聞き、約束した量を食べていくということが生産を持続させ、品質の高さをも保障するということがわかりました。

どの消費材にも通じることですが、「責任ある利用」を呼びかけることが重要だと感じました。

(報告:千葉消費委員 下総ブロック消費委員長)

 

この秋から、新Sマークに認定された静岡県(有)奥和の「真あじの開き」

下総ブロック消費委員会では、9月に学習会、10月に工場見学会をし、「真あじの開き」を学習してきました。

市場で流通する9割以上の干物が、アミノ酸調味料や酸化防止剤、発色剤入りが「業界の常識」。

その「業界の常識」を打ち破り、無添加で国産の材のみで作っている本物の干物が奥和の干物。

魚の大きさや種類に合わせ、すべて手作業でていねいに開いていくのはまさに職人技です。

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25年間継ぎ足した真塩の塩汁につけて、風で乾かして熟成させた、べっこう色の干物たち。

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専用の網に載せ、冷風で乾かします。

天日干しに適しているのは、1年のうちでもほんのわずかな時期。身が焼けてしまうこともあり、天日干しが一概にいいとはいえないそうです。

日光よりも風で乾かす方が、おいしさが増すのだそうです。

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工場見学の後に、奥和の直営レストラン『和助』でお買い物。

木の香り漂うすてきなレストランでした。

 

<干物のおいしい焼き方>

     冷凍のまま焼く。(解凍するとうまみもドリップの中に出てしまいぱさついてしまう)

     焼き網を使う。(グリルより煙の見える網で焼くとおいしさ倍増!!)

 

冷凍のまま、焼いたり、素揚げにしたり、本物のおいしさをご賞味ください。

 

9月から「新Sマーク」利用キャンペーン実施中

10/2、印西市で行われた生産者交流会は、生活クラブとの取り組みや、安全でおいしい豚肉になる為のお話、そして食料自給についてのお話など、もりだくさんの内容でした。

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平牧三元豚は3つの品種の利点を活かして、交配しているとのこと。

肥育期間は、促成肥育とは違いしっかり時間をかけて成熟。飼料はもちろんNON-GM (非遺伝子組み換え)・ポストハーベストフリー。

現在は、国内自給を上げるために、豚の飼料にお米を活用し、全頭が「米育ち豚」に。

敬遠されがちな脂肪ですが、この脂身こそが平田牧場のお肉のおいしさのヒミツ。平田牧場では脂身といわず「白身」と言うそうです。試食した「白身」は、口の中でとろけ、ほんのり甘くておいしかったです。

平田牧場さんの様々な工夫や努力を知ることができ、改めて感謝の気持ちがわいてきました。

ぶたさんの生命を頂き、自らのパワーに変えたいです。

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 参加者は46名でした。ミニパーティセットに.豚肉が入っています。

(報告:佐倉西支部消費委員)

 

 

831日放映のテレビ東京『カンブリア宮殿』で注目の、「平田牧場」の生産者の方がいらっしゃいます!! 豚肉が新しくSマーク消費材に認定された平田牧場社長の新田嘉七氏(生活クラブ親生会会長)Sマークの定義は、運動・信頼・品質。Sマークに認定されるということは、信頼を得ている証でもあり、生産者にとってはうれしい限り」と話し、自給力向上のために、作る手と食べる手が信頼を重ねていくことに期待を寄せています。

大きな枝肉をミートセンターの職員の方にさばいていただき、プロの技とおいしさへのこだわりを

伝授していただきます。おいしい『こめ育ち豚』の試食つきです!

日時:102(金)10時~13

会場:印西市ふれあい文化館<そうふけ公民館>印西市原3-4

参加費:300

地図はこちらのサイトで確認して下さい↓ http://www.city.inzai.chiba.jp/www/contents/1121243591593/index.html

 

★好評につき、満席となりました。

7月の食の未来ツアー(トマトケチャップ用の加工用トマトの収穫&コーミの工場見学)に行かれた方による、生活クラブの自慢のトマトケチャップのこだわりと生産現場の苦労などをお話していただきます。

その後、この秋、新しくSマークに認定された奥和の真あじの開きを使ったあじ寿司を作ります。

トマトケチャップをソースのように使う、簡単ラタトウユも作ります。

日時:9/15(火)10時~13時

会場:佐倉市志津公民館(地図はスケジュール帳をクリック)

参加費:無料

託児:要申し込み 佐倉センター組合員事務局 043-461-7868

 

7月31日、大人22人、子ども27人、職員2人の総勢51人で、旭までお米見学ツアーに行ってきました。

今年の新米から新しく3産地のお米が登録できるようになり、6月8日には、第1弾として、印旛そんごくう米の吉植さんのたんぼと、山武ほたる米のさんぶ野菜ネットワークの方々の田んぼを見学に行きました。

そして今回、旭あいのう米と、ライブリーでおなじみちばあさひ米の田んぼを見に行きました。

6月24日の千葉でのお米学習会で発表をした旭愛農生産組合米部会の米田さん。

7月8日の新Sマーク活動スタート集会で、会場に稲を持ってきて味のあるアピールをしたJAちばみどり自主開発米部会の金谷さん。

米作りがしたいと愛媛県から、脱サラして新規就農4年目の情熱あふれる米田さんの田んぼを午前中見学。

午後からは、6月に田んぼの生き物調査をしたJAちばみどり自主開発米部会長の金谷さんの田んぼへ。

初めて参加した方のレポートはこちらから。

 

お米産地見学ツアー第2弾参加レポート2[1].doc

米田さん

米田さん1.JPG

金谷さん

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731() 9時~16時 旭愛農&JAちばみどり(旭市)

   830分京成臼井駅集合、845分出発→JR佐倉駅9時→富里ベイシア925分→

   旭愛農事務所11時着(予定)

※現地集合可能、旭愛農事務所に11時集合です。

   地図はこちら→ http://www.aino-agri.net/access.htm

さる68日に新登録米の産地見学ツアーとして、「印旛そんごくう米」の生産者、村悟空と、「山武ほたる米」の生産者、さんぶ野菜ネットワークを訪ねましたが、いよいよお米産地見学ツアーの第2弾です。

今回は新登録米の「旭あいのう米」の旭愛農と、ライブリーでおなじみの「ちばあさひ米」のJAちばみどりを訪ねます。わたしたちの食糧基地である旭市は、行政、JA、生協、生産者と協働して資源循環型農業モデル事業(サンライズプラン)を推進しています。

環境に配慮した農法で、心をこめて美味しいお米を育ててくださっている生産者の方々のお話をぜひ聞きに行きましょう。

今秋 収穫されるお米の登録(=予約)はもう始まっています。わたしたちが食べるお米がどんな環境で育っているのかを知り、生産者の方々がどんな思いで育ててくださっているのかを聞いて、ぜひお米の登録をしましょう!

参加費は無料です。夏休みなので、こどもたちに米作りの現場を見せることが第一の目的です。

お子さんもご一緒にどうぞ!(託児はありません)

下総ブロック東総支部エリアの生産者であるJA山武郡市特別栽培米部会の「山武ほたる米」を紹介します

部会のメンバーは「さんぶ野菜ネットワーク」のメンバーも兼ねており、お米と野菜の兼業を行っています。

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田んぼは、北総台地特有の山間谷津田の地形にあり、田んぼに張る水は谷津田の湧き水を使っています。

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1993年の米不足をきっかけに、生活クラブとの お米の取り組みが始まりました。

山武市を中心に十三人の生産者で、約426.5俵を生産しています。

除草剤一回のみ(四成分以下)の農薬散布で、フェロモン剤(害虫を寄せ付ける匂いを出して捕獲する罠や、逆に害虫が嫌がる匂いを出して寄せ付けない忌避剤)などを使用し、極力農薬の散布量を減らしています。

地域をあげて、農薬の空中散布を廃止、豊富な地下水で、蛍やトンボが帰ってきました。

田んぼの生き物調査では、生産者の佐藤さんが山形の田んぼから持ち帰ったカブトエビが越冬し、数を増やしていたことがわかりました。

 

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山武ほたる米は、特別栽培米で有機JAS認証も取れるお米。

でも、生産者の佐藤さんいわく、「全量、生活クラブで食べてくれるので、お金を出してまで、有機JAS認証を取る必要がない」とのこと。

登録し、約束して食べることは、生産者が売り先のことまで考えないですみ、生産に専念できること。

一反の田んぼで5人分のお米を賄うことができるそうです。そこには、たくさんの生き物が暮らし、私たちの環境も守ってくれています。

子どもたちに残せる「食の未来」は、主食であるお米を安心して生産し、食べ続けることが出来るかにかかっています。

ちばのお米応援歌.mp3.MP3

 

下総ブロックの佐倉・印旛支部エリアでもある、印旛郡本埜村の吉植さんは若き農業後継者。

約5ヘクタールの水田で、350俵を生産しています。

利根川流域の平野部、白鳥も飛来する地域です。

農薬も除草剤一回(四成分以下)のみと、可能な限り使わない姿勢は徹底しています。農薬の空中散布に対しても、毎年役場に反対の意思表明をしています。

生活クラブ向けのお米を栽培する水田は、一人で作業をするために、小さな田んぼを一つにまとめたとても広い水田。畦や田んぼの草取りも大変な作業ですが、農薬を使わず、手作業で除草をしているとのことでした。

下総ブロックでも6月4日、27人の参加者で田んぼ見学に行ってきました。

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ちばのお米応援歌.mp3.MP3