900人定員の会場は、後から駆けつけた議員やマスコミ関係者でどんどん膨れ上がり、空調も効かなくなるくらいの熱気でした。
最初に、「協同労働の協同組合」法制化をめざす市民会議会長の笹森清氏の講演が行われました。
日本が終戦を迎えた1945年。どうやってこれからの日本を立て直そうかと考えた当時の人々は、日本の資源は働く人たちの力、勤勉な労働力であると考え、終戦の年(1945年)労働組合法を、次の年(1946年)労働関係調整法を、その次の年(1947年)には労働基準法を制定し、いわゆる「労働三法」を整備しました。
その後、高度経済成長、バブル景気を経て、1990年代からの「失われた10年」、2000年代からの小泉政権による「壊された10年」の中で、地域社会の崩壊、格差と貧困の拡大、グローバリズムの台頭など、様々な問題が出てきました。
そういった時代背景の中で、労働者の権利は剥奪されてきました。
労働者が自ら出資し、自分たちの働く場所を作っていこうという流れは今の時代、とても緊急性を持つものとして、法整備を望む声が高まったのは政権交代もさることながら、時代の要請だったと感じます。
全国800の地方議会が国会へ法整備を求める意見書を採択し、超党派の議員連盟もできました。
法制化で待望される中心テーマは、「新しい公共の担い手」「失業・貧困・孤立の解決」
「協同労働の協同組合」は「第2の産業革命」になる。
新しい労働概念である「協同出資・協同経営・協同労働・従事分量分配」
が選択肢の一つになる。
この日、法制化がなされて本当の意味の「記念」フォーラムになるはずが、まだ実現ならず、「祈念」フォーラムになってしまいました。
9回裏を迎えた法制化の動きを今後も注目してください。
千人を集めたフォーラムの目玉「反貧困ネットワーク」事務局長の湯浅誠氏と前我孫子市長で中央学院大学教授の福嶋浩彦氏のトークセッションと、佐倉の「リユース食器風車」の活動報告の様子はまた後日。




