NPO法人 日本ファイバーリサイクル連帯協議会(JFSA)は
日本国内とパキスタンで古着や毛布などのリサイクル(リユース)事業を行い、パキスタンのカラチ市内のスラム地域にある初・中等学校「アルカイール・アカデミー」の自立運営を支援している国際協力NGOです。
生活クラブ生協千葉でも、古着回収や、JFSAの支援協力を、組合員のみなさんに年に数回呼びかけることなどで協力しています。
JFSAが主催する「古着リユースではじめる平和活動」は今年で2回目。
千葉市が後援し、生活クラブ生協千葉やパルシステム千葉が共催して開催されました。
~第2回古着リユースではじめる平和活動~古着選別体験&現地活動報告会&交流会
(2010.8.27(金)10~13時 JFSA海外衣料支援センターにて)
当日の様子

●古着がスラム地域の教育支援につながるまでをスライドで学びました。
【古着のゆくえ】
JFSAはパキスタンのカラチ市のスラム地域にある学校「アルカイールアカデミー」を支援するため、パキスタンへ古着などを年間約65トン送っています。これらは直接学校の子どもたちが着るのではなく、AKBG「アルカイールビジネスグループ=学校の運営資金(教材費や先生の給料など)を生み出すための事業部門」によって販売され、その収益が学校のために使われています。
彼の地での労働賃金と生活水準は、極めて低い水準に抑えられています。これまでスラム地区では教育を受けられるチャンスがなく、識字率も低い状態でした。各家庭では、子供達を学校で学ばせるチャンスも余裕もなく、10歳になる以前から労働に従事している実態があります。
そうした状況を変えようと10人の生徒から始まったアルカイールアカデミーでは、地域から多くの子供達を学校に受け入れ、今では2千名を超える生徒を迎えています。そのアカデミーの財政は現地での寄付行為によって支えられていますが、寄付は景気動向や社会情勢に大きく左右されます。当然、学校運営も揺さぶられることになります。JFSAの支援は、より安定的な学校運営を支えています。

●古着の仕分け作業を体験するために説明を聞いています
【衣類などを選別することの意味】
現地に到着した古着は学校の卒業生を中心にバザール(フリーマーケットのようなもの)で販売する他、古着販売業者に販売されます。現地での販売価格は当地での需要によって、それぞれ異なります。ブラジャーやハンカチ、毛布、夏物子ども衣料は特に需要の高いものです。
より適切な価格で取引されるためには、衣類が「季節」「種類」などによってしっかりと選別してあることが必要となります。古着の仕分けはそのために行われる重要な作業です。その後、圧縮梱包して保管します。

●衣類、毛布などの大まかな種類分けをする「一次選別」を体験

●作業後はパキスタンカレーでランチ♪向かいの公園でおいしくいただきました。
*古着・毛布などの回収のお知らせは生活クラブ生協千葉の情報紙「なないろえんぴつ」で年数回掲載しています。